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日本で年末に大掃除を行う理由とは?手順なども解説

1.日本で年末に大掃除を行う理由とは

年末の大掃除は自宅の煤払いを行って、神様をお出迎えする準備をするのが目的となります。煤払いは1年間に蓄積したホコリや煤を落とし、神様を迎える行事として平安時代の宮中で12月に行われていたのが由来となります。

鎌倉時代以降は、その風習が寺社仏閣にも広がりました。江戸時代になると12月13日を「煤納の日」と定め、江戸城の大掃除が行われたため、一般庶民にも大掃除の文化が普及しました。

現代でも神社仏閣で煤払いが行われています。煤払いは12月13日に行われていることが多く、大掃除は12月13日にはじめ12月28日までに終わらせるのが習わしです。

お正月の神様である歳神様を迎えるために、家の中をキレイな状態にして清める必要があります。そのため、年末に大掃除をして家をキレイにする習慣が日本で根付いています。

2.年末の大掃除を避けた方が良い時期

年末の大掃除を避けた方が良いのは次の時期です。

・12月29日
「二重の苦」を連想させるため縁起が悪いとされています。

・12月31日
神様を迎える日であるため、大掃除を行って正月飾りをするのは葬儀と同じく一夜飾りで縁起が悪く、歳神様に失礼にあたります。

・1月1日
元旦の大掃除は福を掃除する事から福が逃げてしまうと言われ、縁起が悪いとされています。

12月28日までには大掃除を終えられるようにスケジュールを立てましょう。

3.年末の大掃除のポイント

年末の大掃除のポイントについてみていきましょう。

1.大掃除のスケジュールを立てる
1日に全ての場所を掃除するのは時間がかかるだけでなく、身体的にも負担がかかります。負担を抑えながら大掃除を進めるためにも、場所ごとに日付を分けてスケジュールを立てましょう。

2.リストを作成する
掃除をし忘れる箇所がないようにスポットごとにリストを作成しましょう。リストを作成すると掃除漏れがなくなることに加え、達成感を得ることが可能です。キレイな状態で歳神様をお迎えするためにも、細部までしっかり掃除を行いましょう。

3.片付けや不用品の処分を行う
年末の大掃除を行う前に、家の中の片付けや不用品を処分しましょう。事前に大掃除の邪魔になるものを片付けたり、処分することで掃除を効率よく行えるため、掃除の時短につながります。

4.上から下、奥から手前を意識する
掃除を行う際には上から下、奥から手前に行うのが基本です。大掃除では照明や棚の上など高い所の掃除も行います。床などの下の方の掃除を行った後に、天井や照明など上の方の掃除を行うとホコリや汚れが落ちて二度手間となってしまいます。

また、床や棚の上などを掃除する場合、奥から手前に進め得るとゴミを取りこぼしにくいです。床のモップ掛けなどを行う際には意識しましょう。

5.業者への依頼も検討しよう
大掃除では掃除をすべき場所が多くあります。そのため、掃除の時間がとれない場合などは業者に依頼し、負担をかけないように大掃除を済ませましょう。業者に依頼する際には、12月はハウスクリーニングの需要が高まって混みやすいです。

そのため、自分の都合の良い時間で対応してもらうためにも、12月に入る前の予約をおすすめします。

4.年末の大掃除は計画的に進めよう

年末の大掃除を行う際には、事前準備が重要になります。一気に掃除を行うのは、時間も手間もかかるため、少しずつ計画的に掃除を進めてキレイな環境で新年を迎えられるようにしましょう。

掃除の時間が取れない場合や掃除が難しい箇所などがあれば、ハウスコンシェルジュ山形店にお気軽にご相談ください!ご依頼頂いた箇所の汚れを丁寧に落とさせて頂きます。