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加湿器を使うことによる効果は?おすすめの置き場所などを解説

1.加湿器を使うことによる効果

ここでは、加湿器を使うことによる効果をみていきましょう。

1-1.ウイルスの感染対策

冬は空気が冷えて乾燥しやすい季節であるため、ウイルスが活性化し、喉の粘膜の防御機能が低下します。そのため、ウイルスに感染しやすいものの、暖房とあわせて使用することで、最適な温度や湿度を保てるため、ウイルス感染対策となります。

1-2.喉や肌などの乾燥を予防できる

空気が乾燥することで、喉や肌のバリア機能が衰えるため、外部刺激を受けやすいです。また、乾燥した室内にいると肌や髪から水分が蒸発し、乾燥肌や髪のパサつきが起きます。しかし、加湿器を使用すれば喉や肌、髪に適した湿度を保てるため、健康だけでなく美容へのプラス効果が期待できるでしょう。

2.加湿器のおすすめの置き場所

加湿器の効果を十分に発揮するには、置き場所が重要です。おすすめの置き場所をみていきましょう。

2-1.リビング

リビングなど大きい部屋で使用する場合、できるだけ部屋の中央に設置しましょう。エアコンを稼働している場合、エアコンの暖房の風が当たる位置に置くとより効果が期待できるでしょう。

2-2.寝室

寝室は部屋の中央がおすすめであるものの、中央に置き場所がない場合もあります。その場合は、エアコンの近くに置くと、加湿された空気が吸い込まれて送風されるため、乾燥を防ぐことが可能です。

寝ている際に加湿器をつけっぱなしにする場合は、結露を防ぐためにも暖房器具を使用し、室温を下げないようにしましょう。

2-3.ワンルーム

ワンルームなど狭い部屋では大型ではなく、小型の加湿器でも十分です。部屋の中で暖かい空気は上、冷たい空気は下にたまります。小さめの加湿器を使用する場合、床におくと高さがないため、冷たい空気に加湿し、結露の原因となります。

小型の加湿器を設置する際は、床から30㎝以上は上に置くことを心掛けましょう。

3.加湿器を設置する場合のポイント

加湿器を設置する際は、次のようなポイントを意識して設置しましょう。

3-1.家具と密着させない

加湿器を家具と密着した状態で稼働すると結露の原因になるだけでなく、家具を傷めるリスクがあるため、家具から10㎝は離して設置してください。

3-2.窓の近くに置かない

空気は温度で空気に溶けることができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)が異なります。温度が高いと多く、低いと少なくなります。冬場に窓の周辺でみる結露は、気温低下で飽和水蒸気量が少なくなり、空気中に溶けきれない水蒸気が水滴となったものです。

窓の近くに設置した場合、加湿しても窓辺で冷やされ、窓に結露ができやすくなるため避けましょう。

3-3.部屋の出入り口や換気扇の真下に置かない

部屋の出入り口や換気扇の真下に置くと、加湿器から放出された水蒸気が外に出ていきます。効果を十分に発揮させるためにも、こうした場所への設置は避けてください。

4.加湿器も掃除が必要

加湿器は手入れが不十分だと水のタンク内にカビが発生します。カビが発生するとカビが含まれた水蒸気が拡散されるため、喉の痛みや咳、長期に渡っての倦怠感などの症状が出るリスクがあります。

加湿器内にカビを発生させないためにも、タンクの水は毎日使い切る、もしくは毎日取り替えましょう。また、使用しない時はタンクの水を抜き、乾燥させるとカビの発生の予防が可能です。
また、フィルターも洗剤液を薄めたものをつけた布などを使用し、こまめに掃除しましょう。

加湿器の効果を発揮させるためにも、置き場所や使い方に気をつけて使用しましょう。

読んで下さりありがとうございます。感謝致します。