1.エアコンが落下する原因
ここでは、エアコンが落下する原因をみていきます。
1-1.設置している壁の劣化や取付金具の劣化
建てられてから年数が経っている建物では、経年や雨による壁の劣化が進行している場合があります。壁材が劣化した場合、金具が緩んだりし、エアコンの重量に耐え切れず落下するケースがあります。
また、取付金具が劣化するとエアコンの重さに耐えきれず、金具とともに落下します。
また、取付金具が劣化するとエアコンの重さに耐えきれず、金具とともに落下します。
1-2.過度な負担がかかる
エアコンの取付金具は、エアコンの重み耐えることが可能です。しかし、過度な負担がかかると金具ごと外れてしまいます。掃除する際には、エアコンに負担がかからないように気をつけましょう。
1-3.取付時の施工ミス
取付金具がしっかり止められていない、必要な部品がつけられていない、適切な場所に設置していないなど要因はさまざまです。取付時の施工ミスを防ぐためには、エアコンの設置を信頼できる業者に頼むことが重要です。
2.落下前のエアコンの症状
落下前のエアコンの症状についてみていきましょう。
2-1.異音がする
これまでに聞き覚えのないような振動音や異音がする場合、または新規でエアコン工事をした際に異音がすると壁に固定された据付版やネジなどに緩みがある可能性があるため注意しましょう。
2-2.据付版のゆるみなど
据付版はエアコンの室内機を壁に固定させるための鉄板です。どのようなエアコンでも取り付けられているものの、エアコン工事がしっかりと行われていない場合、ゆるみやズレがあるなど適切に止められていない、傾いているケースがあります。
エアコンの室内機は据付版に引掛け固定されているため、引っ掛かりが悪いと落下するリスクがあります。
エアコンの室内機は据付版に引掛け固定されているため、引っ掛かりが悪いと落下するリスクがあります。
2-3.壁と隙間がある
壁の中身がない位置にエアコンを取り付けた場合、ネジが効かないため落下するケースは珍しくありません。また、何らかの理由で壁に異常が起きた場合でも、取付が弱くなり、落下することがあります。
エアコンを横から見て、明らかに壁と隙間がある場合は、専門業者に調査を依頼しましょう。
エアコンを横から見て、明らかに壁と隙間がある場合は、専門業者に調査を依頼しましょう。
3.エアコンが落下したら業者に依頼する
エアコンの落下で再度取付を行う際、エアコンの状態の確認が必要です。壁の上部に取り付けられているエアコンが落下すると破損するリスクがあります。見た目では分からなくても内部基盤や熱交換器などが破損しているケースがあります。そのため、エアコンの調査を行い、修理で済む場合もあれば、交換が必要になる場合もあるでしょう。
エアコン落下の原因が取付金具などの不備であれば、取付金具の修理や交換が必要です。このように落下した場合に自分で対応するのは困難であるため、業者へ依頼することをおすすめします。ただし、業者を選ぶ際には安さだけで選ばずに、評判が良い、実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
また、施工内容ごとに明確な料金を提示している、工事後の保証制度が充実しているかも確認することをおすすめします。信頼できる業者に依頼すれば、適切な工事を行ってくれるでしょう。
エアコン落下の原因が取付金具などの不備であれば、取付金具の修理や交換が必要です。このように落下した場合に自分で対応するのは困難であるため、業者へ依頼することをおすすめします。ただし、業者を選ぶ際には安さだけで選ばずに、評判が良い、実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
また、施工内容ごとに明確な料金を提示している、工事後の保証制度が充実しているかも確認することをおすすめします。信頼できる業者に依頼すれば、適切な工事を行ってくれるでしょう。
4.エアコンの落下に気をつけましょう
エアコンが落下した際に直撃すれば、ケガをするリスクがあります。また、落下すればエアコンを使用できません。気温が高い夏や気温が低い冬にエアコンが使用できなくなると生活に大きな影響を及ぼします。
普段は落下を極度に恐れる必要はないものの、解説したような落下前の症状が見受けられる場合には、業者へ確認や調査を依頼しましょう。
普段は落下を極度に恐れる必要はないものの、解説したような落下前の症状が見受けられる場合には、業者へ確認や調査を依頼しましょう。