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浴室乾燥機は必要?メリットやデメリット、掃除方法などを解説

1.浴室乾燥機の機能とは

浴室乾燥機の機能についてみていきます。

1-1.乾燥と換気

1-1.乾燥と換気
換気扇ではなく、乾燥機であるため温風を送り出すことが可能です。そのため、浴室内や洗濯物を乾燥できます。普通の部屋干しとは異なり、室内に湿気がこもらないため、生乾きの匂いも防ぎやすいです。また、浴室の空気を入れ替え、湿気を取り除くこともできます。

1-2.24時間換気と室温調整

断熱性や気密性の高い住宅は室内の空気が循環しにくいです。換気機能を使用することで、新鮮な空気を常に取り込めます。また、バスルームや脱衣所の室温を調整する機能があるため、気温が高い夏や気温が低い冬でも快適に入浴できます。

2.浴室乾燥機のメリット・デメリット

浴室乾燥機のメリット・デメリットをみていきましょう。

2-1.メリット

浴室乾燥機は浴室で洗濯物を干せるため、外の天候に関係なく洗濯を行えます。また、夜間でも乾燥できるため、汚れや虫の付着を防ぐことが可能です。また、洗濯乾燥機は服の種類によっては利用できない場合があります。しかし、浴室乾燥機であれば陰干し推奨の洗濯物に使用できるなど多くの衣類に対応できます。

浴室でシャワーを利用したり、お風呂に入った後で水滴が付いた状態にしている場合、定期的に掃除をしている方でもカビや水アカがついてしまいます。浴室乾燥機を使用して浴室内を乾燥させれば、カビの防止が可能です。

また、浴室や脱衣所の室温を調整できます。そのため、温度が急激に変わることで血管が収縮し、心肺などに影響を与えるヒートショックを防げます。

2-2.デメリット

浴室乾燥機は電気やガスによって稼働するため、使用する時間が長いほど光熱費がかさむため注意しましょう。また、浴室の広さによるものの、洗濯物を干せるスペースが限られているため、大量の洗濯物を干す際には適していません。

浴室乾燥機の使用中は入浴できないため、洗濯物の乾燥などに利用する場合、家族内での時間調整が必要です。また、フィルターに湿気や汚れが溜まっていくため、放置すると光熱費の上昇につながります。他にもカビが発生し、嫌な匂いがする可能性もあるため、フィルターは定期的に掃除しましょう。

3.浴室乾燥機の掃除方法

浴室乾燥機を掃除する際には、次のような道具を準備します。

・柔らかい材質の布巾やスポンジ
・中性洗剤
・掃除機

布巾やスポンジは擦って汚れを落とすのに使用します。カビ取り剤などの洗剤を使用するとキズがつくリスクがあるため、中性洗剤を使用しましょう。掃除機はホコリの除去に使用します。掃除中はゴーグルやマスクなどを着用し、ゴミが目に入ったり、吸い込んだりしないようにすることをおすすめします。

外側の汚れを掃除する場合、掃除機でゴミを取り除き、布巾などで水拭きを行います。細かい汚れを落とすには、水気を切った布などを使用し、吹出し口を一つずつ丁寧に拭いていきましょう。

内側のフィルターを掃除する場合、スイッチとブレーカーを切ってからフィルターを取り出します。外し方を誤るとフィルターが破損することがあるため、取扱説明書を確認後に作業を行いましょう。

フィルターを取外したら掃除機で汚れを吸ってから水拭きします。汚れが取れない場合は、中性洗剤を使って汚れを洗い流します。その後、完全に乾くまで乾燥させてから取り付けましょう。

4.浴室乾燥機を上手く活用しよう

浴室乾燥機にはさまざまな機能があるため、使い方によっては掃除の手間を軽減できることに加え、カビの発生を予防できます。

しかし、光熱費がかかるといったデメリットもあることは把握しておくことが大切です。機能を十分に発揮させるためにも、定期的に内側のフィルター掃除などを行いましょう。