1.フローリングワックスのメリット
ここでは、フローリングワックスのメリットをみていきましょう。
1-1.床にキズや汚れがつきにくくなる
ワックスを塗ることでフローリングの表面にワックスの膜ができます。塗る際は乳白色の液体であるものの、乾燥後は硬い樹脂の膜となるため、キズや汚れから表面を保護可能です。
1-2.光沢が出る
表面に加工されていないフローリングでは、表面が凸凹しているため、光が乱反射するため、光沢が出にくいです。しかし、ワックスを塗ると表面の凸凹が埋まり、光が均等に反射するため床に光沢が出ます。
ただし、ワックスを塗るとフローリングのキズや凹みが目立ちやすいため、気になる方は光沢が弱いものやつやなしタイプを使用しましょう。
ただし、ワックスを塗るとフローリングのキズや凹みが目立ちやすいため、気になる方は光沢が弱いものやつやなしタイプを使用しましょう。
1-3.汚れが取れやすい
ワックスを塗っていないフローリングは細かな凸凹があるため、汚れが取りにくいです。汚れを取らないまま放置した場合、雑菌の繁殖やフローリングの腐食につながります。ワックスを塗ると凸凹が無くなるため、汚れが取りやすくなります。
ただし、つやなしタイプは被膜に凸凹があるため、汚れは取りにくいです。
ただし、つやなしタイプは被膜に凸凹があるため、汚れは取りにくいです。
1-4.滑りにくい
フローリングに塗る樹脂ワックスは、合成樹脂の効果で歩行時に滑りにくくなります。
2.フローリングワックスのデメリット
フローリングワックスのデメリットについてみていきましょう。
2-1.水に弱い
樹脂によって固まるものの、ワックスは水性であるため水に濡れた状態で放置すると表面が溶けて剥がれる、膜が白く変色する可能性があります。
ワックスが剥がれた場合、塗り直しが必要で、表面が変色すると剥離作業が必要です。
ワックスが剥がれた場合、塗り直しが必要で、表面が変色すると剥離作業が必要です。
2-2.定期的に塗り直しや剥離作業が必要
ワックスの耐久期間は基本的に6カ月から2年程度となります。耐久期間がくると塗り直しを行います。何度も重ね塗りを行った場合、ワックスの古い被膜と新しい被膜の間に汚れが蓄積していくため、床が黒ずみます。
6~8回のワックス塗布に対して1回の剥離作業が必要です。ワックスがけは初心者でもできます。しかし、剥離作業は大変であるだけでなく、何回も塗り重ねてきたワックスを1回の剥離作業で完璧に取り切るのは困難です。
キレイに剥離した方はハウスクリーニング業者への依頼を検討しましょう。
6~8回のワックス塗布に対して1回の剥離作業が必要です。ワックスがけは初心者でもできます。しかし、剥離作業は大変であるだけでなく、何回も塗り重ねてきたワックスを1回の剥離作業で完璧に取り切るのは困難です。
キレイに剥離した方はハウスクリーニング業者への依頼を検討しましょう。
3.ワックスをかける際の手順
ワックスをかける際の手順は次の通りです。
1.ワックスをかける前に床表面のゴミやホコリを掃除機で吸い取り、床用洗剤で汚れや油分を取り除き、水拭きで洗剤をしっかりと取り除く
2.床表面や目地を乾燥させる
3.ワックスをバケツなどに入れ、専用ワイパーなどに含ませてから、滴らない程度に絞る
4.木目に沿って薄くムラなく塗る
5.ワックスを1時間程度自然に乾燥させる。その後、完全に乾燥するまで歩いたり、物を置かない
ワックスを塗る場合、天気の良い日で窓を開けて風通しが見込める日に行うようにしましょう。気温が5℃以下や高温多湿の日の作業は避けましょう。
1.ワックスをかける前に床表面のゴミやホコリを掃除機で吸い取り、床用洗剤で汚れや油分を取り除き、水拭きで洗剤をしっかりと取り除く
2.床表面や目地を乾燥させる
3.ワックスをバケツなどに入れ、専用ワイパーなどに含ませてから、滴らない程度に絞る
4.木目に沿って薄くムラなく塗る
5.ワックスを1時間程度自然に乾燥させる。その後、完全に乾燥するまで歩いたり、物を置かない
ワックスを塗る場合、天気の良い日で窓を開けて風通しが見込める日に行うようにしましょう。気温が5℃以下や高温多湿の日の作業は避けましょう。
4.ワックスでフローリングの状態を保ちましょう
ワックスを塗布することでキズや汚れを防げるなどキレイな状態を保てます。しかし、ワックスがけや塗り直し、剥離作業などを行うのは手間がかかります。自分での作業が難しい、時間が取れない方はハウスクリーニング業者などへの依頼を検討しましょう。