1.壁紙はタバコのヤニで汚れるのか?
部屋でタバコを吸った際に、タールと呼ばれる有害物質が大量に発生します。タールは煙に乗って部屋中に広がり、壁紙を汚すことに加え、臭いが染みついてしまいます。タールは強い油性があり、粘着性があるため、汚れが落としにくいです。
臭いが染みついた場合、部屋中がタバコ臭くなるため注意しましょう。
臭いが染みついた場合、部屋中がタバコ臭くなるため注意しましょう。
2.掃除をする際に把握しておきたいポイント
ここでは、掃除をする際に把握しておきたいポイントをみていきましょう。
2-1.いきなり全体に洗剤を使用しない
壁紙の素材次第では、ヤニ落とし用の洗剤の使用で変色するリスクがあります。そのため、いきなり全体に洗剤を使用せず、目立たない箇所で少量で試した後で、問題がなければ全体に使いましょう。
2-2.優しく擦る
壁紙は汚れを落とそうと強く擦ってしまうと破れる可能性があります。ヤニ落とし用の洗剤を吹き付けていれば、それほど力を入れなくても汚れは落とせます。優しく円を描くように擦って汚れを拭き取りましょう。
2-3.つなぎ目に注意する
壁紙は複数枚を繋ぎ合わせて貼られていることを説明。壁紙のつなぎ目は防水されていないため、洗剤や水分が入らないようにしましょう。つなぎ目が濡れた場合、壁紙が剥がれる原因となります。
3.壁紙のヤニを掃除するための手順
壁紙のヤニを掃除する際には、次のような手順で行いましょう。
1.壁に付着したホコリをはたきや掃除機で取り除く
2.ヤニ汚れがある箇所に洗剤を吹き付ける
3.洗剤を吹き付けた後にヤニ汚れを拭き取る
4.洗剤や水気が残らないように乾燥した雑巾で十分に拭き取る
1.壁に付着したホコリをはたきや掃除機で取り除く
2.ヤニ汚れがある箇所に洗剤を吹き付ける
3.洗剤を吹き付けた後にヤニ汚れを拭き取る
4.洗剤や水気が残らないように乾燥した雑巾で十分に拭き取る
4.壁紙へのヤニの付着を防ぐための対策
壁紙へのヤニの付着を防ぐための対策をみていきましょう。
4-1.吸う場所
できるだけ室内でタバコを吸わず、ベランダや外で吸うことで壁紙がヤニで汚れにくくなります。雨の日や気温が高い日など外に出たくない場合、窓を開けて吸う、換気扇を稼働させてその下で吸うことで壁紙に汚れが付着しづらくなります。
4-2.汚れが目立ちにくい壁紙を使用する
白い壁紙は汚れが目立ってしまいます。そのため、色にこだわりがない人はベージュやアイボリーなどを使用すれば汚れが目立ちにくいです。ただし、汚れが目立ちにくいだけで掃除しなければ汚れは蓄積するため、定期的に掃除を行いましょう。
4-3.保護フィルムが張られた壁紙を使用する
タバコによる汚れが気になる人は、表面に透明の保護フィルムが張られている壁紙を使用することをおすすめします。フィルムが張られているため、掃除をしても壁紙が傷みにくく、汚れがついても拭き取れば落ちます。
タバコのヤニ汚れに関しても、ついてすぐであれば、水と中性洗剤を雑巾に少し含ませて拭けば手軽に汚れを落とすことが可能です。
タバコのヤニ汚れに関しても、ついてすぐであれば、水と中性洗剤を雑巾に少し含ませて拭けば手軽に汚れを落とすことが可能です。
4-4.空気清浄器を使用する
空気清浄器は費用はかかるものの、壁紙のヤニ汚れ対策に有効な手段です。空気清浄機の周辺で吸うことで、タバコの煙を清浄する効果が薄れてしまうため、近くで吸うようにしましょう。
空気清浄機に関しては、定期的にフィルターの掃除・交換を行って下さい。
空気清浄機に関しては、定期的にフィルターの掃除・交換を行って下さい。
壁紙へのヤニの付着を防ぐための対策
5.ヤニ汚れが気になる際は定期的に壁紙を掃除しましょう
タバコのヤニ汚れが蓄積すると、汚れが落ちにくくなるだけでなく、嫌な臭いの原因となります。そのため、定期的に掃除を行いキレイな状態を保ちましょう。掃除をしても汚れが落ちない場合には、壁紙の張替が必要になることがあります。
自分での張替が難しければプロに壁紙の張替を依頼しましょう。
自分での張替が難しければプロに壁紙の張替を依頼しましょう。