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掃除機の種類ごとの違いは?給電方法や集塵方法による種類などを解説

1.掃除機の種類ごとの違いとは?

掃除機の種類ごとの違いをみていきます。

1-1.キャニスター掃除機

キャニスター掃除機はゴミを吸い込むヘッド部分、ゴミを蓄積するタンクに分かれています。キャニスタータイプは吸引力が強く広い部屋を掃除する際に適しています。操作スティックがタンクと分かれているため、腕にかかる負担が少なく掃除機をかけることが可能です。

ゴミを蓄積できる容量が多く、ゴミ捨ての頻度を減らせます。ただし、タンクを引きながら掃除するため、素早く動かしらく、階段が掃除しにくいです。また、収納時に広めのスペースが必要となります。

1-2.スティック掃除機

操作スティックとモーター、ダストカップなどが一体化している掃除機です。操作スティックを自由に動かしてスムーズに掃除ができ、階段も快適に掃除できます。スペースを取らずコンパクトに収納が可能です。

操作スティックとタンクが一体化されているため、手元が重くなることがあります。操作性が高いものの、スティックが長く机や棚などの掃除には不向きです。

1-3.ハンディ掃除機

軽量でコンパクトな掃除機です。片手で扱えて好きな場所に持ち込んで掃除できます。また、本体がコンパクトであるため、机や棚、階段、車内の掃除などに適しています。小さいため、収納スペースをそれほど取りません。

しかし、長さが短く床掃除には不向きです。また、通常の掃除機よりも吸引力が劣り、広い部屋の掃除には向いていません。

1-4.ロボット掃除機

自動で移動してゴミを吸引する掃除機で、薄い円盤のような形状をしているのが特徴です。
自分で掃除する必要がないため、掃除をする時間を省けます。高さがないため、家具の下の下も掃除でき、タイプによっては自動でホームベースに戻って充電を行います。

ロボット掃除機は便利であるものの、段差は昇降できないため、階段部分の掃除はできません。また、2階建て以上の住まいを掃除する際には、フロアごとに掃除機の移動が必要です。掃除が完了するまでに時間がかかることも把握しておきましょう。

2.掃除機の給電方法の種類

掃除機の給電方法種類はコード式とコードレスの2種類です。

2-1.コード式

コード式は電源コードを引き出し、コンセントから給電します。コードレス掃除機よりも吸引力が強い傾向にあり、途中でバッテリーが切れる心配がありません。しかし、コードが伸びる範囲しか掃除できないため、掃除を行う部屋ごとにプラグをコンセントに接続する必要があります。

2-2.コードレス式

コードレス式は充電したバッテリーから給電できます。プラグをコンセントに接続する必要がないため、コードの制限を受けずに掃除可能です。便利である反面、10分以内しか運転できない製品もあるため、掃除が中断する場合もあります。そのため、長時間の掃除には適していません。

3.集塵方法の種類

集塵方法は紙パックとサイクロン式の2種類です。それぞれの違いをみていきましょう。

3-1.紙パック

空気と一緒にすいとったゴミを紙パックのフィルターで集めます。紙パックを捨てるだけなのでメンテンナンスが簡単です。しかし、ゴミが蓄積されると空気の通り道が塞がれ、吸引力が低下します。

また、紙パックがないと掃除ができず、紙パックの購入には費用がかかります。

3-2.サイクロン式

吸引したゴミと空気を遠心力で分離し、ゴミを出すとカップに集める掃除機です。フィルターが目詰まりを起こしづらく、吸引力が低下しにくいという特長があります。紙パックの購入が必要なく、本体代以外にコストがかかりません。

ただし、吸引力が低下した場合、捨てるだけの紙パック式とは違い、ダストカップやフィルターのメンテナンスが必要です。

4.自分に適した掃除機を選びましょう

掃除機を選ぶ際にはタイプ、給電・集塵方法を考慮して選ぶことが大切です。ご自宅の環境に適さない製品を購入すると掃除に時間がかかる、汚れを吸い取りにくくなるなど手間がかかります。そのような事態を避けるためにも、使用する環境に適した掃除機を選びましょう。