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ペットがいる家はカビが生えやすい?原因と掃除・予防方法を解説

ペットがいる家でカビが発生しやすい理由

カビは家の中に存在する胞子が、水分のある場所で増殖することで発生します。そのため、ペットを飼っているかどうかにかかわらず、カビ対策では「水分を残さないこと」が重要です。ペットのいる家庭では、次のような生活上の要因が重なりやすくなります。

飲み水が床にこぼれる
犬や猫の水飲み場では、飲水時に水がこぼれたり、容器を動かした際に周囲が濡れたりすることがあります。少量の水でも、床と食器の間などに残ったままになると、湿った状態が続く原因になります。

水飲み場の下にマットを敷いている場合も、マット自体に水分が残っていないか確認しましょう。

トイレ周辺に湿気や汚れが溜まる
ペット用トイレの周辺は、排泄物だけでなく水分や細かな汚れが付着しやすい場所です。トイレ本体の下や壁との隙間など、普段見えにくい場所も定期的に確認しましょう。

抜け毛や皮脂などが蓄積する
ペットが日常的に過ごす場所には、抜け毛や皮脂などが蓄積します。これらがホコリなどと混ざると、床や家具の隙間に汚れが溜まりやすくなります。ペットの毛だけを取り除くのではなく、ペットがよくいる場所を中心に床や家具の周辺も掃除することが大切です。

ベッドやマットが蒸れやすい
ペット用ベッドやマットは、長時間使用することで汗や水分、抜け毛などが蓄積します。床に直接置いている場合、ベッドの下側に湿気がこもることもあります。表面がきれいでも、裏側や床との接地部分まで定期的に確認しましょう。

ペットがいる家でカビが発生しやすい場所

ペットの生活動線を確認すると、カビ対策が必要な場所を見つけやすくなります。

1.水飲み場の周辺
最も確認しやすいのが水飲み場です。水がこぼれた場合は、そのままにせず早めに拭き取りましょう。床材との隙間やマットの裏側まで確認することもポイントです。

2.ペット用トイレの周辺
トイレの周囲は、汚れが溜まりやすい場所です。トイレ本体だけでなく、壁・床・巾木などにも汚れが付着していないか確認しましょう。特にトイレを壁際に設置している場合は、壁とトイレの間に湿気や汚れが残っていないかチェックします。

3.ペット用ベッドやマットの下
ペットが毎日使用するベッドやマットは、定期的に移動させて床の状態を確認しましょう。
ベッドを長期間動かさないと、下にホコリが溜まるだけでなく、湿気がこもることがあります。

4.家具の裏側や隙間
ペットが家具の裏側に入り込む家庭では、抜け毛やホコリが溜まりやすくなります。
家具を壁に密着させている場合は空気が動きにくく、湿気がこもることもあります。
掃除の際には、可能な範囲で家具の周辺も確認しましょう。

5.窓周辺
窓ガラスやサッシに結露が発生すると、周囲の湿度が高くなります。結露を見つけた場合は早めに拭き取り、窓周辺を乾燥させることが大切です。

ペットがいる家のカビを防ぐ掃除方法

ペットがいる家庭では、「汚れた場所を掃除する」だけでなく、汚れや水分が残りやすい場所を先回りして掃除することがポイントです。

ペットの生活場所を優先して掃除する
家全体を毎日完璧に掃除する必要はありません。
まずは、
• 水飲み場
• トイレ周辺
• ベッド・マットの下
• ペットがよく寝る場所
• 抜け毛が溜まりやすい場所
を優先しましょう。
ペットが長時間過ごす場所から掃除すると、効率的に汚れを減らせます。

水分はできるだけ早く拭き取る
カビ対策では、水分を残さないことが基本です。飲み水をこぼした場合や、床を水拭きした場合は、最後に乾いた布などで水分を拭き取ります。濡れたマットやベッドも、十分に乾燥させてから使用しましょう。

カビ対策では、湿った状態を長く残さないことが重要です。EPAも、濡れた場所や水分の問題を早めに解消し、十分に乾燥させることを推奨しています。

抜け毛を溜めない
抜け毛が多い家庭では、床だけでなく、
• 家具の下
• ソファの隙間
• ベッドの下
• カーペット
• ペット用マット
なども確認しましょう。
掃除機をかけるだけでなく、必要に応じて洗えるマットやカバーを洗濯することも効果的です。

ペット用品も定期的に洗う
ペット用ベッド、マット、ブランケットなどは、使用状況に合わせて洗濯・清掃します。
洗った後は十分に乾燥させることが重要です。乾ききっていない状態で収納したり、床に戻したりすると、湿気が残る原因になります。

ペットのいる家庭では換気も重要

カビ対策では掃除だけでなく、室内の湿気を逃がすことも重要です。住宅に24時間換気設備がある場合は、基本的に適切に運転し、フィルターも定期的に確認しましょう。厚生労働省も、常時換気設備が設置されている住宅では継続して運転し、フィルターを定期的に清掃することを案内しています。

また、エアコンは基本的に室内の空気を循環させる機器であり、換気設備とは役割が異なります。室内の湿気やペットの生活臭が気になる場合は、換気設備や換気扇なども適切に使用しましょう。

ペットがいる家のカビ掃除で注意したいこと

ペットがいる家庭では、カビを落とすことだけでなく、掃除中の安全にも注意が必要です。

掃除中はペットを別の場所へ移す
カビ掃除を行う際は、ペットが掃除場所に近づかないようにしましょう。掃除中はカビやホコリが舞い上がる可能性があるほか、使用する洗剤によってはペットが触れたり、舐めたりしないよう注意が必要です。

掃除が終わった後も、洗剤や水分が残っていないことを確認してからペットを戻しましょう。

洗剤を混ぜない
カビ掃除では、複数の洗剤を混ぜて使用しないことが重要です。特に塩素系製品と酸性製品などを組み合わせると、危険なガスが発生するおそれがあります。製品に記載された使用方法や注意事項を確認し、換気をしながら使用してください。

CDCもカビ掃除では洗剤を混ぜないことや、適切な換気・保護具の使用を案内しています。

カビを見つけたら上から塗って隠さない
壁や家具などにカビが発生した場合、塗料やコーキングなどで覆って見えなくするだけでは根本的な対策になりません。まずカビが発生した原因となる水分や湿気を確認し、適切に清掃・乾燥させることが大切です。

カビが発生したらどこまで自分で掃除する?

小さな範囲の表面汚れであれば、素材に適した方法で自分で掃除できる場合があります。
一方で、次のような場合は無理に作業せず、専門業者への相談を検討しましょう。
• カビが広範囲に広がっている
• 壁紙や床材の内部までカビが疑われる
• 家具の裏など手が届きにくい
• 水漏れや結露などの原因が解消できていない
• 掃除しても繰り返しカビが発生する
• カビ臭が強く、発生場所が分からない
特にカビが広範囲に発生している場合は、単純な表面清掃だけでは対応できないことがあります。EPAも、広範囲のカビや水による被害がある場合には専門家への相談を案内しています。

ペットと暮らす家のカビ対策チェックリスト

日常の掃除では、次の項目をチェックしてみましょう。
□ 水飲み場の床が濡れていない
□ 水飲み用マットが湿ったままになっていない
□ トイレ周辺に汚れが溜まっていない
□ ペット用ベッドの下にホコリが溜まっていない
□ マットやブランケットが十分に乾いている
□ 家具の裏側に抜け毛が溜まっていない
□ 窓やサッシに結露が残っていない
□ 部屋にカビ臭がない
□ 換気設備のフィルターが汚れていない
□ 壁や床にカビが発生していない
すべてを毎日確認する必要はありません。
特にペットが長時間過ごす場所を中心に、定期的にチェックすることから始めましょう。

ペットと快適に暮らすためには「汚れ」より「湿気」に注目

ペットがいる家のカビ対策というと、抜け毛やニオイの掃除に目が向きがちです。しかし、カビを防ぐうえで重要なのは、汚れを取り除くだけではありません。水飲み場の水分、トイレ周辺の湿気、結露、濡れたマットなど、カビが発生するきっかけとなる水分を残さないことがポイントです。

カビは水分がなければ増殖しにくいため、掃除とあわせて「濡れた場所を早く乾かす」「換気する」「湿気を溜めない」という習慣を取り入れましょう。

ペットがいる家のカビ掃除でお困りならハウスクリンアップへ

ペットと暮らしていると、毎日の掃除だけでは手が回りにくい場所もあります。特に、家具の裏側や床の隅、普段掃除しにくい場所などに汚れが蓄積している場合は、まとめて清掃することで住まいを整えやすくなります。

ハウスクリンアップは山形県天童市を拠点に、エアコンや浴室、キッチン、トイレ、洗面所などのハウスクリーニングに対応しています。「ペットがいるので家の汚れが気になる」「自分では掃除しきれない場所がある」という方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

ペットがいる家では、ペットの飲み水やトイレ、ベッド、抜け毛などによって、特定の場所に水分や汚れが溜まりやすくなります。
カビを防ぐためには、
• 水飲み場やトイレ周辺をこまめに確認する
• ペット用ベッドやマットを清潔・乾燥した状態に保つ
• 家具の裏側など見えにくい場所も掃除する
• 換気を行い、湿気を溜めない
• カビが発生した場合は原因となる水分も確認する
といった対策が重要です。ペットが長時間過ごす場所から優先して掃除し、湿気と汚れを溜めない環境をつくりましょう。