1.寝室を掃除する際のポイント
寝室を掃除する際のポイントをみていきます。
1-1.順番
寝室の掃除を行う際には、順番が大切です。始めに寝具の上にホコリを落とさないように寝具を整え、棚や窓のホコリを床に落とします。その後、床やベッド下のホコリやゴミを掃除機やモップで取り除きましょう。
1-2.掃除の頻度
寝室のホコリが蓄積しないうちに掃除を行いましょう。花粉症やアレルギー持ちの方は、最低週1回は掃除する事をおすすめします。月1回の頻度の掃除が無理な場合は、季節の変わり目にはしっかりと掃除を行って下さい。
1-3.換気する
空気中にはカビが浮いているため、換気をしないと定着し、カビが繁殖します。また、カビはダニのエサになるため、繁殖しづらくするため、起きた際に窓を開けて換気をしましょう。
2.汚れ別の掃除のポイント
汚れ別の掃除のポイントをみていきましょう。
2-1.髪の毛
人は平均50~100本は1日に抜けるとされています。髪の毛はホコリの一部となり、雑菌のエサとなります。髪の毛を掃除するには、粘着テープがついたローラーを使いましょう。広範囲を掃除する際には掃除機の使用が適しています。
2-2.ダニ
寝室はダニが繁殖しやすい環境です。ダニがもたらす悪影響としては、ダニに刺されて痒くなることに加え、死骸や抜け殻、フンなどが原因でアレルギー被害が出ることがあります。寝室掃除で効果的なダニ対策は、換気や除湿、室内清掃となります。
2-3.カビ
ベッドやマットにできる黒ずみの原因はカビです。カビは一度発生すると取りにくくなるため、カビを繁殖させないことが重要です。寝室のベッドを隙間なく壁につけているとカビが生えやすいです。そのため、5~10㎝程度の隙間を空けましょう。
布団の場合は敷き布団の下にスノコなどを敷き、畳やフローリングとの密着を防ぎましょう。また、除湿器や布団乾燥機で湿気を取ることも可能です。
布団の場合は敷き布団の下にスノコなどを敷き、畳やフローリングとの密着を防ぎましょう。また、除湿器や布団乾燥機で湿気を取ることも可能です。
3.寝具の掃除方法
ここでは、寝具の掃除方法をみていきましょう。
3-1.布団
布団は湿気を取るために定期的に天日干しを行います。晴れた日の10時~15時を目安に干し、湿度が上がる前に取り込みます。干す際には、汚れや生地が傷むのを防ぐためカバーをしたまま干しましょう。
内部のホコリやダニを取り除く場合は、掃除機に布団用のノズルをつけて吸い取ります。花粉や黄砂が舞っている時期は日当たりの良い部屋に干す、または布団乾燥機を使いましょう。
内部のホコリやダニを取り除く場合は、掃除機に布団用のノズルをつけて吸い取ります。花粉や黄砂が舞っている時期は日当たりの良い部屋に干す、または布団乾燥機を使いましょう。
3-2.シーツやカバー
汗や汚れが付着したシーツやカバーを継続して使用すると寝具に浸透します。そのため、1週間に1回など定期的に洗濯することをおすすめします。
3-3.マットレス
マットレスは天気の良い日に窓を開け、シーツなどを外したうえでベッドサイドに立てかけて、湿気を取りましょう。スプリングを長持ちさせたい場合には、定期的に上下の置き換え、裏返しを行うことをおすすめします。
4.カーテンやエアコンも掃除する
換気などを行う際に窓を開けた際、カーテンが汚れていると風がホコリっぽくなります。そのため、カーテンを吊ったまま掃除機で吸って掃除しましょう。掃除機をかける際には、上から下に撫でるようにかけます。
ただし、薄いカーテンは掃除機をかけるのに向いていないため、厚みのあるカーテンだけに掃除機をかけましょう。
エアコンはホコリやチリといった汚れが溜まることに加え、カビが発生しやすい機器です。そのため、エアコンのフィルターは月に1度は水洗いを行い、外で干して十分に乾燥させてから設置しましょう。内部の汚れについては、汚れが気になったタイミングで清掃業者に清掃を依頼しましょう。
ただし、薄いカーテンは掃除機をかけるのに向いていないため、厚みのあるカーテンだけに掃除機をかけましょう。
エアコンはホコリやチリといった汚れが溜まることに加え、カビが発生しやすい機器です。そのため、エアコンのフィルターは月に1度は水洗いを行い、外で干して十分に乾燥させてから設置しましょう。内部の汚れについては、汚れが気になったタイミングで清掃業者に清掃を依頼しましょう。
5.寝室は定期的に掃除しましょう
寝室は汚れが溜まりやすく、定期的な換気や掃除が必要な場所です。汚れを放置すれば、不衛生な状態になるため、キレイでリラックスできる空間とするためにも、寝室や寝具の掃除を行いましょう。