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湿気がもたらす影響は?部屋の湿度を下げるための方法などを解説

1.湿気がもたらす影響

湿気が溜まった状態で放置した場合、カビや細菌が繁殖しやすいです。また、湿度の高い場所はムカデやダニといった害虫が発生しやすくなります。

湿度が高いと不快感を覚えるだけでなく、発汗による体温調整が上手く行えなくことがあります。そのため、血液循環が悪化して体が冷えたり、頭痛やむくみ、不眠など原因となる可能性があるため注意しましょう。

2.部屋の湿気を下げるための方法

ここでは部屋の湿気を下げるための方法をみていきましょう。

2-1.換気を行う

部屋の湿度を下げる際に換気は有効な方法です。湿気が溜まりやすい時期は、定期的に換気を行い湿気を外に逃がしましょう。湿気を逃がしやすくするためにも、窓や扉を複数開けて空気の通り道を使いましょう。

2-2.扇風機やサーキュレーターを使用する

室内の空気に動きがでると体感温度を下げられます。室内温度が外気温よりも高い場合は、扇風機やサーキュレーターを開けた窓に向けて設置することで室内の熱を効率的に外に逃がせます。

また、湿度の高い空気は水分を多く含み床に溜まる傾向です。そのため、低い位置に扇風機やサーキュレーターを設置したうえで、上に向ければ空気が効率良く循環し除湿効果が上昇します。

2-3.エアコンの除湿モードや除湿器を利用する

エアコンの除湿機能を使用すれば除湿は行えるものの、室内の空気が循環しているだけです。そのため、換気は行われておらず、室内の空気はキレイになりません。

除湿器を効率良く使うためには、換気で熱気や湿気を外に逃がした後、窓を閉めて稼働させましょう。窓を開けた状態で稼働させると、外の湿気が室内に入って除湿効率が下がります。

2-4.入浴後に換気扇を稼働させる

浴室は家の中でも特に湿気が溜まりやすい場所です。入浴後はさらに湿度が高い状態となるため、窓を上げながら換気扇を稼働させて、浴室を乾燥させます。浴槽にお湯を入れて置く場合は蓋を閉め、浴室を使用しない場合は常に扉を閉めて他の部屋に湿気が行かないようにしましょう。

2-5.除湿剤を使用する

除湿剤には容器タイプ、シートタイプ、ハンガータイプなどがあります。容器タイプは湿気をしっかり吸収できるため、広い空間で除湿を行いたい場合に適しています。ただし、高い位置の収納スペースや棚に設置した場合、容器が倒れ中身がこぼれるリスクがあるため注意しましょう。

シートタイプは寝具や衣装ケースの湿気取りに適しています。マットレスや敷布団に敷く、またはケースに入れるだけで使用可能です。寝具や衣装ケースに使用する際は、消臭効果のあるシートを使いましょう。

ハンガータイプは吊るすだけで使えます。そのため、クローゼットの中で衣服の間に吊るすことでクローゼットや衣類の湿気を吸収できます。除湿したい場所に適したタイプを使用しましょう。

2-6.家具の配置

家具が隙間なく置かれている場合、空気が循環しにくくなります。そのため、家具を配置する際には、風の通り道を作るために隙間を空けて配置しましょう。また、カビの発生を防ぐために家具と壁が密着しないようにすることも大切です。

3.湿気による悪影響を防ごう

湿気対策を行っていないとカビやダニが発生しやすくなることに加え、悪臭の原因にもなります。また、体調不良の原因になるリスクもあるため注意しましょう。湿気対策を行う際には、対策が必要な場所やスペースを確認してから対策を行いましょう。