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レンジフードフィルターの重要性と選び方・お手入れのポイント

レンジフードフィルターの役割

レンジフードフィルターは、調理中に発生する油煙やホコリを捕らえて、レンジフード本体やダクト内への汚れの侵入を防ぎます。フィルターがない、もしくは汚れたまま使用を続けていると、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。

換気効率の低下

レンジフード内部の油汚れ蓄積による故障

台所全体への臭いの拡散

火災のリスク増加(油汚れが引火の原因になる場合も)

そのため、フィルターは常に清潔に保ち、定期的なメンテナンスや交換が重要です。

フィルターの種類

レンジフードフィルターには主に以下の3種類があります。

金属製フィルター(メッシュタイプ)
ステンレスやアルミ製で繰り返し洗って使えるタイプ。耐久性が高く、コストパフォーマンスに優れています。ただし、定期的にしっかりと洗浄しないと目詰まりしやすくなります。

不織布フィルター(使い捨てタイプ)
金属フィルターの上に貼り付けて使う使い捨てフィルター。油煙の吸着力が高く、掃除が楽になるのが特徴です。手軽に取り替えられるため、こまめなメンテナンスが難しい方におすすめです。

カーボンフィルター(脱臭機能付き)
換気ダクトが外部と接続されていないタイプのレンジフード(循環式)に使われることが多く、脱臭効果が期待できます。定期的な交換が必要です。

フィルターの選び方

レンジフードフィルターを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

レンジフードの型番・メーカーに合ったサイズ
フィルターのサイズは機種ごとに異なるため、使用しているレンジフードの型番を確認したうえで、適合品を選ぶことが重要です。

目的に合った性能
脱臭機能を重視するならカーボンフィルター、掃除の手間を減らしたいなら使い捨てフィルター、長期的なコストを抑えたいなら金属製など、自身のライフスタイルに合ったタイプを選びましょう。

取付のしやすさ・メンテナンス性
着脱が簡単で、掃除しやすい設計のものは、長く快適に使い続けるための大きなポイントです。

お手入れの方法と頻度

金属製フィルターの掃除手順:
レンジフードの電源を切り、フィルターを取り外す。

ぬるま湯に重曹または中性洗剤を溶かし、30分程度つけ置き。

歯ブラシなどでこすって汚れを落とす。

よくすすぎ、完全に乾燥させてから再装着。

フィルターの掃除は月に1回が理想的です。揚げ物や炒め物が多い家庭では、それ以上の頻度での掃除が望ましいです。

不織布・使い捨てフィルターの交換時期:
使用頻度にもよりますが、1〜2ヶ月に1回が交換の目安です。汚れが目立つ前にこまめに取り替えることで、レンジフードの寿命を延ばすことができます。

まとめ

レンジフードフィルターは、キッチンの快適性や安全性を保つために非常に重要な部品です。正しいフィルターの選択とこまめなメンテナンスにより、レンジフードの性能を最大限に活かし、長持ちさせることができます。

忙しい日々の中でも、フィルターに気を配るだけで、キッチン全体の空気環境が大きく変わります。