お風呂のドアは掃除が必要？付着する汚れや掃除の仕方などを解説

お風呂のドアの通気口は、お風呂場の水が出ないように複雑な構造となっています。しかし、掃除せずに放置していると換気機能が低下し、カビが発生しやすくなるため注意しましょう。

通気口のホコリは乾燥している状態であれば掃除機で吸い取れます。また、掃除機を使用しなくてもハンディモップやサッシブラシでもホコリを取り除くことが可能です。

ただし、水アカとホコリが混じった汚れはブラシなどで擦っても取れない場合があります。
水垢を掃除する際には次のような手順で掃除しましょう。

1.スプレーボトルに水200ml、クエン酸小さじ1杯を加えて溶かし、クエン酸スプレーを作る
2.通気口にスプレーを吹きつけて数分放置する
3.汚れがゆるんだらサッシブラシなどで擦る
4.ブラシが届かない箇所は、割り箸にキッチンペーパーを巻き付けたものを使用して掃除する
5.汚れが落ちたらシャワーなどで水をかける

お風呂のドアレールも同様の方法で掃除可能です。

ドア枠には、白っぽくザラザラした汚れがつきます。この汚れは石のように固い汚れで、通常のお風呂用洗剤では汚れを落とせません。汚れを落とす際は、次のような手順で汚れを落としましょう。

1.ザラザラ汚れをキッチンで覆った後にクエン酸スプレーを吹き付ける
2.キッチンペーパーの上にラップをかけて覆った後、30分～1時間程度放置する
3.汚れが浮いてきたらブラシなどで擦る
4.汚れが落ちたらシャワーなどで水をかける

ドアパッキンの黒カビ汚れはアルカリ性の洗剤で落とせます。特にご家庭で汚れを落とす際には、自然素材である重曹だと安心して使えるでしょう。重曹を使用した掃除方法は次の通りです。

1.重曹をぬるま湯を2：1の割合で混ぜてペーストを作る
2.ペーストを黒カビに塗ってラップで覆った後、30分～1時間程度放置する
3.スポンジやブラシで擦ってカビが落ちたらシャワーなどで水をかける

お風呂場のドアに白っぽく付着している汚れは水アカや石化カルシウムであるため、次のような方法で落とせます。

1.ガラスやアクリル板にクエン酸スプレーを吹き付ける
2.放置して汚れが浮き上がったら、スポンジなどで擦る
3.汚れが落ちたらシャワーなどで水をかける