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メラミンスポンジとは?使い方や使う際のポイントなどを解説

1.メラミンスポンジについて

ここでは、メラミンスポンジについてみていきましょう。

1-1.素材

メラミンスポンジはメラミン樹脂で作られています。メラミン樹脂は非常に硬い素材で、細かい網目は樹脂を細かく発泡させて作られていることが特長です。

1-2.汚れが取れる理由

メラミンスポンジは網目が細かく、汚れを削り落とすため、水だけで汚れを落とせます。そのため、軽い汚れであれば、洗剤での拭き取りや洗い流しが必要なく、簡単に掃除を行えます。

2.メラミンスポンジの使い方

メラミンスポンジの使い方をみていきます。正しい使い方を把握しながら掃除に使用しましょう。

2-1.水を含ませて使用する

メラミンスポンジを使う際には水で濡らすことが大事です。含ませる水の量はスポンジから少し水が垂れる程度です。スポンジに水分が足りていないと使用する際にキシキシといった音がします。

メラミンスポンジは完全に乾燥させて保管すると、繰り返し使えます。

2-2.使いやすい大きさに切る

メラミンスポンジの大きさは、大きいサイズのものもあれば、キューブ状の小さいものまで販売されています。大きいサイズのものは自分の使いやすいサイズに切って使うことが可能です。

キューブ状のものは1回ずつ使い捨てやすく、手軽に使えます。掃除する箇所に合わせて購入するサイズを検討しましょう。

2-3.汚れを擦って拭き取る

メラミンスポンジを水で濡らしたら、汚れた部分を擦ります。研磨剤の働きがあるため、力を入れて擦るとキズがつくリスクがあります。洗剤を使用すると固まった汚れも落としやすいです。

擦った後は削りカスが出るため、水拭きや乾拭きを行い、削りカスを取り除きましょう。

3.メラミンスポンジを使う際の注意点

メラミンスポンジを使う際の注意点をみていきましょう。

3-1.使用してはいけない箇所

メラミンスポンジを次の箇所の掃除に使うのは避けましょう。

・樹脂・ステンレス
浴槽などの樹脂には細かい凸凹があるため、メラミンスポンジで擦ると表面がキズつき、汚れがつきやすくなるリスクがあります。ステンレスの部分に使用した場合、表面にキズがつき、キズが多くなるとカビが増殖しやすくなることは把握しておきましょう。

・コーティング加工された箇所
くもり止め加工されている鏡やコーティングされたフローリング、トイレや洗面台などに使用するのは避けましょう。コーティング加工された箇所をメラミンスポンジで擦るとコーティングがキズついたり、剥がれる原因となります。

・人の皮膚や歯
皮膚についた汚れをメラミンスポンジで落とそうとすると皮膚がキズつき、歯に使用すると歯の表面のエナメル質がキズつくリスクがあります。そのため、人の皮膚や歯には使用しないでください。

3-2.熱に弱い

メラミンスポンジは熱に弱く、熱湯で消毒できません。汚れた場合は使い捨てて、新しいものを使いましょう。

3-3.使う際は手袋を着用する

研磨剤の働きをするメラミンスポンジを素手で使うと手を傷める可能性があります。そのため、ゴム手袋などを着用してから使うようにしましょう。

4.メラミンスポンジで落としやすい汚れ

メラミンスポンジで落としやすい汚れは次の通りです。

・水アカ
・トイレの黒ずみ
・急須や水筒などについた茶しぶ
・網戸にこびりついた汚れ

ただし、コーティング加工された箇所などがある場合は、メラミンスポンジの使用を避け、他の掃除道具を使って汚れを落としましょう。

5.メラミンスポンジを有効に活用しましょう

メラミンスポンジは洗剤を使わず、水だけで汚れを落とせる場合があるなど掃除を効率的に行えるアイテムです。しかし、使う場所や使い方によってはキズをつける、コーティングが剥がれるリスクがあるため注意しましょう。

メラミンスポンジなどを使用しても落とせない汚れに関しては、業者への依頼を検討しましょう。業者であれば、汚れに適した道具や洗剤を使用し、依頼した箇所をキレイにしてくれます。

読んで下さりありがとうございます。感謝致します。