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エアコンの冷房が効かない?原因と対処法を徹底解説

■冷房が効かない主な原因

冷房が効かない主な原因をみていきましょう。

1. フィルターの汚れ

最も多い原因の一つが、エアコン内部のフィルターが汚れていることです。フィルターがほこりや汚れで詰まっていると、空気の循環が悪くなり、冷たい空気がうまく部屋に送られません。

対処法:
フィルターは2週間に1度を目安に掃除するのが理想です。掃除機でほこりを吸い取り、水洗いして乾かすだけでも効果があります。ただし、エアコン内部の奥深くまで汚れが入り込んでいる場合、自分での掃除が難しく、かえって故障の原因になることもあります。

汚れがひどいと感じたら、無理に自分で清掃せず、エアコンクリーニングのプロに依頼することをおすすめします。専門の業者であれば、内部の熱交換器や送風ファンまで徹底的に洗浄してくれるため、冷房効率の改善だけでなく、カビや悪臭の予防にもなります。

2. 冷媒ガスの不足

エアコンには「冷媒ガス(フロンガス)」が使われており、これが不足すると冷房機能が低下します。特に、長年使用しているエアコンでは、冷媒ガスが少しずつ漏れてしまっている可能性があります。

対処法:
これは専門業者による点検・補充が必要です。DIYでは対応できないため、エアコン修理業者に連絡しましょう。

3. 室外機の異常や詰まり

室外機は、熱を外に逃がす重要なパーツです。周囲に障害物(草、木、壁など)があったり、内部にゴミが詰まっていたりすると、うまく放熱できずに冷房能力が下がります。

対処法:
室外機の周りをきれいに保ち、30cm以上の空間を確保しましょう。掃除や点検を定期的に行うことも大切です。

4. エアコンの設置場所や部屋の環境

直射日光があたる部屋や、大きな窓がある部屋では、冷房効果が弱く感じることがあります。また、広すぎる部屋に対して能力の低いエアコンを使っている場合も同様です。

対処法:
遮光カーテンや断熱フィルムを使って日差しを防ぐ、扇風機と併用して空気を循環させるなどの工夫が有効です。

■冷房が効かないときのチェックリスト

設定温度が高すぎないか?
 → 25℃以下に設定してみる

風量は十分か?
 → 「自動」ではなく「強風」にして試す

運転モードは「冷房」か?
 → 除湿(ドライ)や送風になっていないか確認

窓やドアが開いていないか?
 → 冷気が逃げていないかチェック

エアコン本体から異音や異臭がしないか?
 → 異常のサイン。すぐに停止し、専門業者へ相談を

■修理が必要なケース

自分で掃除しても冷えない場合、内部の部品(コンプレッサーやセンサー)が故障している可能性もあります。設置から10年以上経過している場合は、買い替えを検討するのも良いでしょう。

また、以下のような症状があれば、専門業者による点検が必要です:

・リモコン操作が効かない

・エアコンから水漏れする

・室外機のファンが回らない

・ブレーカーが頻繁に落ちる

■まとめ

エアコンの冷房が効かない原因はさまざまですが、まずは自分でできる範囲で点検や掃除を行ってみましょう。ただし、内部の汚れや複雑な異常については、無理をせずプロに依頼するのが安全かつ確実です。汚れが気になる場合は、お気軽に当社にご相談ください。

夏を快適に過ごすためにも、日頃のメンテナンスを習慣にしていくことをおすすめします。