ブログBLOG

SEARCH

犬や猫にもエアコンは必要?つけっぱなしにする際の注意点なども解説

1.犬や猫がいる際はエアコンはつけっぱなしにした方がいい?

犬や猫は毛皮があるため、人間よりも体感温度が高いです。また、犬や猫の体温は平均で38度以上で人間よりも体温が高くなっています。そのため、人間が暑いと感じるような気温であれば、愛犬・愛猫にとっても厳しい暑さとなります。

気温が高い状態で愛犬・愛猫のいる部屋のエアコンをつけずに負担をかけた場合、熱中症のリスクがあるため、エアコンはつけっぱなしにした方が安心できるでしょう。

ちなみに犬・猫が快適に過ごせる気温は種類によって異なるものの、25~28度で湿度が45~65%とされています。

2.エアコンをつけっぱなしにする際の注意点

ここでは、エアコンをつけっぱなしにする際の注意点をみていきましょう。

2-1.人感センサー

エアコンは機種によっては、人感センサーの機能があります。人感センサーは人の有無を検知し、電源のオン・オフを自動で切り替える機能です。人感センサーでは犬や猫といったペットを感知しないケースが多くあります。

飼い主がペットを残して出かけた場合、人感センサーでエアコンの運転が止まることもあります。そのため、ペットを残して出かける際は、人感センサーをオフにしておきましょう。

2-2.室温を下げすぎない

犬や猫が熱中症にかからないようにと室温を下げ過ぎると別の部屋や廊下との温度差が大きくなります。例えば、エアコンを稼働して涼しい部屋から、室温が35度を超える部屋に移動するなど温度の急激な変化がある場合、犬や猫がクーラー病を発症することがあります。

クーラー病は急激な温度変化で自立変化が乱れることで起きる症状です。症状としては、嘔吐や下痢、食欲不振といった症状が引き起こされます。ペットにとって負担が大きい症状が出るため、室温を下げ過ぎないように注意しましょう。

2-3.停電に備える

エアコンをつけたまま外出したとしても停電するリスクがあります。照明類であれば、電気が通電すれば再度点灯するものの、エアコンは1度電源が落ちるとスイッチを手動で入れないと稼働しません。

また、停電時でも水分補給ができるように水を置いておくことも大切です。また、涼しい部屋にペットが移動できるように扉を開けておくといった対策も取り入れてみましょう。

3.エアコンの電気代を抑えるための対策

ここでは、エアコンの電気代を抑えるための対策をみていきましょう。

3-1.サーキュレーターを使用する

サーキュレーターでエアコンの風を効率良く循環させれば、温度のムラをなくせます。部屋の温度をムラなく涼しくできるため、設定温度を低くしなくても良いため、電気代を抑えることが可能です。

3-2.暑さ対策のグッズを活用する

冷却マットや扇風機といったペット用の暑さ対策グッズを活用すれば、エアコンの設定温度を低くして室温を調節せずにすむため、電気代の節約につながります。

3-3.断熱材や遮光カーテンを使用する

断熱材や遮光カーテンを用いることで、外の気温が室内に影響しにくくなります。窓から日差しが入ると室内の温度が上昇する原因です。遮光カーテンは日差しを防止でき、室温が上がりにくくなります。

また、昼間の外出時にカーテンを閉めると室温が急に上がるのを防げます。断熱材や遮光カーテンを使用すれば、エアコンの消費電力を抑えつつ、ペットが過ごしやすい環境を整えられます。

4.エアコンはつけっぱなしにしよう

犬や猫といったペットを飼っている場合、エアコンはつけっぱなしにすることをおすすめします。気温が高い夏、気温が低い冬はペットが快適に過ごせるように室温を調整し、ペットの健康を維持していきましょう。
室温の管理ができていないとペットが体調を崩す原因となるため注意しましょう。