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空気清浄機の掃除が必要な理由は?掃除方法などについても解説

1.空気清浄機の掃除が必要な理由

ここでは、空気清浄機の掃除が必要な理由をみていきましょう。

1-1.本来の性能を保ち故障を防ぐ

空気清浄機のフィルターは、使用するほど汚れが蓄積します。汚れたまま使用すると空気の清浄能力が低下し、本来持っている性能を発揮できません。また、汚れでフィルターが詰まると機械にかかる負荷が増加するため、故障の原因となります。

加湿機能がついている場合、加湿フィルターやトレーなどの汚れにも注意しましょう。水を使用することから水アカやカビなどが発生し、故障リスクが高まります。

1-2.ホコリやカビの拡散を防ぐ

フィルターにホコリやカビなどの汚れが蓄積した状態で稼働させた場合、汚れが室内に拡散され、健康を害するリスクがあります。そのため、フィルターの掃除や交換は室内の空気をキレイな状態に保つためにも重要です。

1-3.臭いの防止と電気代を抑えることにつながる

パーツや本体に溜まった汚れは臭いの原因となり、嫌な臭いが室内を満たす要因にもなります。また、汚れが溜まると空気を上手く取り込めず消費電力が増えて、電気代が高くなる可能性があります。正常な動作を保ち、電気代を抑えるためにも定期的に掃除を行いましょう。

2.空気清浄機の掃除方法

空気清浄機を掃除する際の手順やポイントをみていきましょう。

・電源を切る
掃除する際の安全を確保するために、必ず電源を切って、コンセントからプラグを抜きましょう。

・本体外側
タオルやホコリを吸着するクロスなどを使用し、吸込口や吹出口、本体表面をしっかりと拭きます。

・前面パネル
取扱説明所をみながらパネルやカバーを外して、柔らかい布やタオルでホコリや汚れを拭き取ります。乾拭きで汚れが落ちない場合は、水で薄めた中性洗剤を使って拭き取りましょう。洗剤使用時は、洗剤が残らないように水拭きを行いつつ、最後に乾燥した布やタオルで乾拭きします。

・フィルター
フィルターは空気清浄機の中でもとくに汚れやすい箇所です。いくつかの種類があるため、それぞれの掃除方法をみていきます。

・プレフィルター
空気清浄機の一番手前に設置されているフィルターであり、水洗いができる機種が多いです。掃除機ゴミを除去してから水洗いを行いましょう。汚れが落ちない場合は、中性洗剤や歯ブラシをしようして汚れを取り除きます。水洗い後は十分に乾燥させてから取り付けましょう。

・集塵フィルター
空気中の微細な粒子を取り除く集塵フィルターは、多くの機種で水洗い不可です。そのため、掃除機でホコリや汚れを吸い取る、メーカーが推奨している交換時期を確認して定期的に交換するようにしましょう。

・脱臭フィルター
洗えるタイプはあるものの、多くの機種は交換するタイプが多いです。そのため、表面のホコリなどを掃除機で除去し、メーカーが推奨している交換時期を確認し、新品に交換しましょう。

・センサー部分
センサー部分はホコリが溜まりやすいため、定期的に柔らかいタオルや布でホコリを拭きます。

3.加湿フィルターや加湿タンク、加湿トレーの掃除方法

加湿フィルターや加湿タンク、加湿トレーの掃除方法をみていきます。

・加湿フィルター
掃除する際には水洗いを行います。汚れが気になる際は、クエン酸を水やぬるま湯に溶かして漬け置きしてから洗いましょう。

・加湿タンク
加湿タンクは掃除する場合、少しの水と中性洗剤を入れた後に蓋を閉め、振り洗いを行います。タンク内部にヌメリがある場合、ブラシやスポンジで擦って落とします。フタに関しては、歯ブラシなどで凹凸部分の汚れを落としましょう。水アカが気になる場合は、クエン酸で漬け置き洗いを行うことをおすすめします。

・加湿トレー
水洗いを行い、細かい部分は歯ブラシなどで擦って落とします。カビやヌメリがある場合は中性洗剤やクエン酸を使用して掃除しましょう。

4.掃除でキレイな状態を保とう

空気清浄機は空気をキレイにするために使用されるものの、汚れが蓄積すれば、逆に空気を汚す原因にもなります。そのため、定期的に掃除を行い空気清浄機と室内の空気をキレイな状態に保ちましょう。