1.夏に大掃除を行うメリットは?
夏に大掃除を行うメリットをみていきましょう。
1-1.気温が高い
夏は一年の中でも気温が高い季節であるため、油汚れが落としやすいです。そのため、キッチンやレンジフードなどの掃除には夏場が適しています。また、浴室の天井や壁の汚れも気温が高いため落としやすく、洗った後に乾燥しやすいため、カビが発生しにくいです。
1-2.日が長い
夏は日が長いため、カーテンやラグなどを選択した場合でも、晴れた日であれば、1日で天日干しを行えます。また、暗くなるのが遅いため、汚れが見えやすく掃除がしやすいです。
1-3.水を使用する作業が行いやすい
玄関周りやベランダなど水を使用する掃除に夏は適しています。夏は水が冷えず、掃除後に水分が乾燥しやすいです。
2.夏に掃除したい箇所や作業時のポイント
夏に掃除したい箇所や作業時のポイントをみていきましょう。
2-1.キッチンやレンジフード
油汚れが付着しやすいキッチンやレンジフードに関しては、油が柔らかく落としやすい夏場に掃除しておきましょう。
コンロやレンジフードを掃除する際には、洗剤を吹きかけた後にキッチンペーパーを貼ったうえで、その上からラップで覆ってある程度放置します。そうすることで室温と洗剤の効果により油汚れが浮いてきます。そのため、パックを取った後に水拭きを行いキレイにしましょう。
コンロやレンジフードを掃除する際には、洗剤を吹きかけた後にキッチンペーパーを貼ったうえで、その上からラップで覆ってある程度放置します。そうすることで室温と洗剤の効果により油汚れが浮いてきます。そのため、パックを取った後に水拭きを行いキレイにしましょう。
2-2.網戸
網戸に汚れが付着した場合、風通しがわるくなるだけでなく、外の空気を取り込みにくくなります。網戸を洗う際は、網戸を外した後、片側に新聞紙を当てて掃除機で表面のホコリを吸い込みます。その後、洗剤をつけたスポンジを2個用意し、挟むようにして洗いましょう。
水で洗剤を洗い流した後に雑巾で水分を拭き取りましょう。
水で洗剤を洗い流した後に雑巾で水分を拭き取りましょう。
2-3.天井・壁
夏は窓を開けて換気する機会が多い季節であるため、砂やホコリ、排気ガスなどの汚れが室内に入やすく、天井や壁が汚れやすいです。壁は硬く絞った雑巾で拭き掃除を行い、手が届きにくい天井は伸縮性のあるモップなどを使用して掃除しましょう。
2-4.外壁
夏場は外壁の掃除に適しています。掃除する際は、ホースや高圧洗浄機で外壁に水をかけて表面汚れやホコリなどを落とします。汚れが酷い部分については、中性洗剤をつけて柔らかいブラシやスポンジで優しく擦ると汚れが落としやすいです。洗剤が残ると外壁が傷む原因となるため、水で十分に洗い流し、乾燥させましょう。
3.夏の大掃除に注意したい点
夏の大掃除を行う際は次の点に注意しましょう。
3-1.冷房を使用する
夏の大掃除は体力を消耗することに加え、夢中で作業を行っていると室温が上昇していても気付かない場合があります。そのため、冷房が使える箇所は冷房をつけて掃除を行いましょう。冷房をつけられない箇所は、気温が上がる前の早朝に掃除することをおすすめします。
3-2.熱中症
夏の大掃除には、熱中症への対策も必要です。一気に作業を進めようと集中すると時間を忘れがちになるため、定期的に休憩を取りましょう。室内でも熱中症のリスクがあるため、水分や塩分補給を忘れずに行いましょう。
3-3.天気の良い日に作業する
夏場のメリットを生かせるのはあくまでも天気が良い日です。雨が降るなど天気が悪い場合はメリットを活かせません。そのため、大掃除前に天気予報は確認しておきましょう。
4.自分での大掃除が難しい場合は依頼を検討しよう
夏場の大掃除にはさまざまなメリットがあるものの、掃除を行うのは大変、時間がなくて掃除ができない人もいるでしょう。料金はかかるものの、清掃業者に依頼すれば、自分で作業するよりも短時間でキレイにしてもらえます。そのため、気になる汚れがある場合には、清掃業者への依頼も検討してみましょう。