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エアコンのよくあるトラブルと季節別の注意点などを解説

■よくあるエアコントラブルと対処法(共通編)

1. エアコンが動かない
原因:電源プラグ抜け、リモコン故障、ブレーカー落ち、内部基板の故障など
対処:電源確認/ブレーカー復旧/反応なければ業者依頼

2. 冷えない・暖まらない
原因:フィルター詰まり/室外機トラブル/冷媒ガス漏れ/設定ミスなど
対処:フィルター掃除/モード確認/改善しなければ修理依頼

3. 水漏れ
原因:ドレンホース詰まり/傾き/結露過多
対処:ホース確認・掃除/設置確認/改善しない場合は業者へ

4. 異音・異臭
原因:ファン劣化/室外機の異物/カビや汚れ
対処:掃除・確認/異音・ニオイが長引くならプロ洗浄を

■【季節別】エアコンの使い方と注意点

春(3〜5月):メンテナンスのベストシーズン!
注意点:
花粉や黄砂がエアコン内部に入りやすい
冷房前に掃除しておかないと、夏にカビ臭がする

やっておきたいこと:
フィルター・吹き出し口の掃除
プロによる分解クリーニング(この時期が予約取りやすい)
試運転で冷房が効くか確認

夏(6〜9月):使用頻度MAX!熱トラブル注意
注意点:
室外機の熱暴走(直射日光で性能低下)
フィルター詰まりで冷えにくい
カビの繁殖が加速

やっておきたいこと:
週1でフィルター掃除
室外機周囲に日陰を作る(スノコやサンシェード)
臭いが気になったら除菌スプレーか業者清掃を検討

秋(10〜11月):シーズンオフのケアを忘れずに
注意点:
暖房の試運転忘れで冬に不調が判明するケースあり
湿気による内部のカビ残り

やっておきたいこと:
冷房終了後は「送風モード」で30分乾燥 → カビ対策
フィルター&外装を掃除してから冬モードへ
暖房がちゃんと動くか早めにチェック

冬(12〜2月):暖房トラブル&乾燥対策がカギ
注意点:
外気温が低すぎると暖房が効きにくくなることも
室外機が凍結して運転停止するケースあり

やっておきたいこと:
室外機に雪が積もらないようにする(定期的にチェック)
加湿器や濡れタオルで乾燥対策
暖房温度は20〜22℃を目安に節電も意識

■トラブルを防ぐための年間メンテナンスカレンダー

3〜5月:冷房の試運転/フィルター&吹き出し口掃除/業者清掃に最適
6〜8月:毎週フィルター掃除/室外機チェック/冷房効率の維持
9〜10月:送風乾燥→カビ予防/暖房の動作確認/掃除しておく
11〜2月:室外機の凍結対策/加湿対策/フィルター月1回の掃除

■トラブルのサインを早めに見抜くためのポイント

リモコン操作で反応しない:電源・基板・センサーの不良
冷房・暖房時に風の温度が変わらない:冷媒漏れ or コンプレッサー故障
異音がする(特に運転開始・終了時):ファンモーターやベアリングの不具合
水が漏れる・水音がする:排水不良 or ドレンホースの詰まり
突然止まる/すぐ停止する:過電流保護・センサー異常など

■修理 or 買い替えの判断基準

購入から10年以上経過している→ 買い替えを検討
修理費用が15,000円以上かかりそう→ 買い替えが割安
同じ不具合が何度も再発する→ 本体の老朽化の可能性大

まとめ

エアコントラブルは定期的なメンテナンスと季節ごとの使い方の工夫で、かなり防ぐことができます。「冷えない」「異音がする」といった症状は、放っておかず早めに対応を行いましょう。

季節の変わり目は、フィルター掃除と試運転を行うことも大切です。1年中使用するエアコンだからこそ、正しいケアで長く快適に使いましょう。